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大宜味村 全力応援

お茶

大宜味村のお茶

お茶は大宜味村の名産のひとつで、以前は多くの茶畑がありましたが、少子高齢化に伴い70年代後半~80年代にかけて茶畑は減少していきました。
現在では江洲区にある山城茶園が村で唯一の生産者となっています。

新茶の収穫時期

一般的に新茶が穫れる時期は5月初旬ごろと言われていますが、気候の温かい沖縄では3月下旬頃から収穫しますので、日本一早い新茶となっています。
ちなみに同じ葉でも、摘んで発酵させる時間によって、お茶の種類が異なります。
発酵させないのが「緑茶」、発酵させて乾燥したものを「紅茶」、緑茶と紅茶の中間の状態で乾燥させたものを「ウーロン茶」、沖縄で人気の「さんぴん茶」はウーロン茶に花の香りをつけたものになります。

品種・栽培方法

山城茶園で栽培されるお茶の品種には、栽培が難しいものの爽やかで苦みや渋みの少ない独特な味が特徴の上級品種「さえみどり」が使用されています。
また大宜味の自然豊かな土壌で育ったお茶を味わってほしいという願いから、無農薬にこだわって虫対策には島ニンニクやトウガラシなどで農薬の代わりとし、また肥料もEM発酵させた有機質のものを中心に使用するなど品質には徹底的にこだわっています。

収穫量と販売先情報

山城茶園の約3,000坪の茶畑での収穫量は平均2トンで、台風等の天候被害によっては収穫量が半分以下になることもあります。沖縄県内の一部店舗での販売となり、人気商品のため例年6月には売り切れてしまいます。

山城茶園(電話:0980-44-3967)