日本語 English 中文
大宜味村 全力応援

大宜味産和そば

日本一早い和蕎麦

沖縄では「そば」と言えば「小麦を使った沖縄そば」の認知度が高く「蕎麦の実で作られた蕎麦」は一般的ではありません。しかし、実は大宜味村の江洲区では和蕎麦が栽培されています。
通常、蕎麦は年に1回しか収穫出来ない1期作ですが、気候の暖かい沖縄では2期作が可能で、2月と5月に収穫されています。
10月~11月に収穫される日本蕎麦と比べ収穫が早いので、「日本一早い和蕎麦」と謡われています。

和蕎麦取組みの経緯

大宜味産和そばは農家の平良幸太郎さんが、もともと2010年に赤土流出対策として蕎麦種を植え始めたそうですが、沖縄でもきちんと蕎麦の実が結実することに着目し、数年かかって事業化に成功、大宜味村蕎麦(雑穀類)生産組合を立ち上げ、「大宜味産和そば」として商標登録されました。
現在は息子の幸也さんが跡目を継ぐべく、蕎麦の普及に注力されています。

大宜味産和そばの特徴

気候・土壌

通年を通して程よく暖かい沖縄の気候と、山々に囲まれ自然豊かなヤンバルの土壌は耕作にとても適しています。
元気豊かな気候・土壌で育つ蕎麦は、1日でなんと5cmほども成長するそうです。

早刈り

蕎麦の実は通常きちんと黒くなってから収穫されますが、それを待たずに収穫した若いそばは、風味が強く香り高いという特徴があります。蕎麦通にも人気な半面、収穫量が減ってしまうという問題がありますが、大宜味産和そばでは早刈りを取り入れています。

脱穀

大宜味産和そばは、蕎麦殻を綺麗に剥いてから製粉する為、粘りがあり、綺麗な淡緑色をしています。ある年に十割蕎麦打ちイベントを開催した際、「蕎麦粉十割では粘りが無く製麺前に切れてしまうので、素人が十割蕎麦を打てる筈がない」と蕎麦通の方から問合せが入り、わざわざ他県より確認しに来られたが、実際に手にとって独特の特徴を知り納得されたという逸話もあります。

風味・香り・粘りへのこだわり

蕎麦の風味と香りは地方により千差万別で、愛煙家が自分の好みの銘柄を持つように、蕎麦も栽培する地域毎に独特の風味・香りがあるといわれ、食べるほどに違いが分かってくるという楽しみがあります。
大宜味村の自然豊かな土壌や気候に加え、早刈り・脱穀という2つの特徴により、風味が強く香り高くて粘りのある非常に美味しい蕎麦を実現しています。

希少性

こだわりがあり大変美味しい大宜味産和そばですが、実は1回の生産量が1t程度しかなく、地産地消が殆どで市場にはあまり流通していません。
収穫時期には地元のニュースや新聞等のメディアでもたびたび紹介され認知度もありますが、沖縄県民の方に馴染みが薄いという現状があります。
一方で不定期に開催される蕎麦打ちイベントでは、小さな集落に県内外から2000人以上の方が来場し、それが原因で渋滞を起こしてしまい、結局半分は諦めて帰ってしまったこともあるそうで、コアファンからの注目度が伺えます。

普及に向けた動き

有志により、蕎麦の製麺・製品化や飲食店・販売所での普及活動が行なわれています。
ぶながやどっとこむでは、大宜味産和そばにまつわるイベント情報や製品紹介、飲食店・販売所等の紹介もしていますので、興味のある方は是非、食して頂ければ幸いです!